浄化槽を断念して、下水道へ移行する工事を実施

ライフライン

元々は、単独浄化槽を設置していた戸建。

事前の排水テストでも、問題ない ということで

既存設備である単独浄化槽で排水をする予定でした。

ところが、浄化槽清掃業者に浄化槽の点検をしてもらったところ、

排水の具合がどうもスムーズでない・・・という答えが。

で、業者にカメラを入れてもらった結果が驚く内容となりました。

 

浄化槽が使えない!ことが判明

浄化槽からの配管が、なんと途中で切断されていて、しかも切断されている箇所が、自分の敷地外に埋設されていたことが判明。

つまり、この浄化槽を生かそうと思っているのであれば.自分の敷地外を経由して排水管を通す必要があるために、その敷地の所有者に配管を通す交渉をする必要がある。

ということがわかり、これは現実的な解決方法でないと結論付けた。

よって、結論としては

  • 既存の浄化槽を使用することを断念。
  • 自分の敷地内を経由して、新規に下水道の引き込み作業を行う。

 

と言うことで落ち着きました。

つまり、公共桝までの下水道の排水管の引き込み作業が必要になると言う事であり、その分のコストが加算されると言う事になりました。

これは予想外の展開であり、本来予定していた工事ではなかったわけです。

しかしながら、下水道工事が完了しないことには、住環境としての設備が整わないので、この作業は何にも増して必須であるわけです。

下水道なしに住まうことはできないし、仮に既存の浄化槽をそのまま使ってしまったら、周辺の住人の方にもご迷惑をおかけする羽目になるために、避けることができませんでした。

その結果として、入居募集や実際の入居時期についても、当初の予定よりも大幅に遅れることになってしまっています。

なぜこんなに時間がかかっているかと言うと、所有者だけで解決できる問題ではなかったからです。

工事完了までおよそ2〜3ヶ月の時間を要する

下水道引き込みは、市の下水道事業に関わることなので、下水道の公共桝工事は、市のスケジュールに従わざるを得ない状況です。

つまり、公共桝工事の依頼を市の下水道事業部に行ったところ、依頼から、およそ2〜3ヶ月の時間を要して、実際の工事に取り掛かる

と言うことを聞きました。

この公共桝工事が進まないことには、そこからの自分の敷地内への下水道菅の引き込み工事ができない。

と言うことで、市の工事を待っていると言う状態になります。

そういった事情から、下水道菅引き込み工事が完了しないことには、水回りが一切使えないと言う状況になっているので、入居募集をしたとしても、すぐに入居できる状況ではない。

と言う事態になっています。

民間の工事と違い、官公庁が絡むとこうも時間がかかるのか!

ということを痛感したわけです。

まあ致し方ありません。

待つも仕事 ということで、 できることを淡々とおこなって行くしかないですね・・・

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